母が入居しているグループホームから時々、電話がかかってくることがあります。
以前、会社に勤めている時は、業務中に、メールだったら1行で済むような連絡でも頻繁に電話してくるので、本当に大変でした。(グループホームだけでなく、役所、病院などからも・・)
今では、だいぶ慣れた(てか、会社にいない・・)ので、うっとうしさは、感じません・・
しかし、電話の音が鳴り、スマフォで着信画面を見た時に恐怖に身が凍る事があります。
それは、早朝・深夜に電話がかかってきた時です・・
本記事では、そんな早朝電話の体験について振り返ります。
なお「人は何故、早朝・深夜に体調が悪くなるのか」とかタイトルに書きましたが、別にその謎に迫っているわけではありません・・ただの嘆きです・・
もくじ
父と兄の時の実体験・・・
別に統計を取ったわけではないので、ただの心理的なバイアス+私の個人的な体験だけなのかもしれないですが、人は、早朝・深夜に体調が悪くなるような気がします。
私の父は、入院していて、長くない事はわかっていましたが、大晦日の深夜(23:00頃)に「危ない状態」だという電話が病院からかかってきて、一晩、付き添った後、早朝に亡くなりました。
私の兄は、早朝(5:00頃)に電話がありましたが、気が付かずに、8時頃に起床したら、数十件の着信履歴と、死亡を知らせるショートメールを見て愕然としました。(全く予想をしていなかったので、本当に愕然としました・・)
今年初めにグループホームから早朝電話が・・
そして、実は、今年の1月中旬、母が入居しているグループホームから朝の6:00頃に電話がありました。
兄の時に電話に気が付かなかった反省をもとに、家にいる時はマナーモードをオフにしているので、急な電話の音で叩き起こされ、スマホの着信画面を見て、恐怖しました・・
「血圧が急上昇で嘔吐もあり反応も悪いので、これから救急車を呼びます。病院が決まったらまた連絡するので、来れるようにしておいてください・」
あ、来たな・・これは来たな・・・あーとうとう来たか・・・・
正直、覚悟しました。
そして、人生で初めて、顎が震えて止まらないという体験をしました。
覚悟したとか書いておいてなんですが「いや、もう少し待って、あと少しだけ・・後1年・・」とか祈ったりしてましたが・・(覚悟してないやん・・)
顛末としては、約1時間後にようやく搬送先が決まり(実はその頃は状態は少し落ち着いてたらしい・・)、病院に搬送された後、検査して大事ないという事になり、その日のうちにグループホームに戻りました。
結果としては、大丈夫でしたが、電話が鳴った時の恐怖感はトラウマになっています。
上にも書きましたが、ちょうど、感染者数が増えていた時期でもあり、「搬送先が決まるまで1時間」です・・
今回は大事なくて良かったですが、もし本当に緊急を要する状態だったとしたら、助かるものも助からなかったと思います。(因みに兄も心肺停止から病院到着まで1時間です・・)
最後に
「人は何故、早朝・深夜に体調が悪くなるのか」という事については、調べてみましたが、リズムとか体温とか色々書いてあるサイトもありますが、よくわかりませんでした。
いずれにせよ、早朝・深夜にかかってくる電話は、緊急事態であるのは間違いないでしょう。
朝起きて、スマホを見て、着信履歴がないとホッとします。
母も高齢なので、いつ何があってもおかしくありません。
常に覚悟はしている状態ではありますが、願わくば、それが可能な限り未来であることを・・