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【社畜がメンタルで会社を休むまで】社畜メンタル顛末記その1

社畜のメンタル

昭和生まれの古い人間なので「メンタル」とか意味わからなかったです。

自分自身、辛くて辛くてたまらない仕事もありましたが、なんとか踏ん張ってきた自負もあり、このご時世、公には口に出来ませんが「メンタルで倒れるとか何なの?」と思ってました。

そんな私がある日、鬱病の診断をされました。

この記事は、そんな私がメンタルで会社を休むまでになる顛末を書いてます。

メンタルと診断されるまで

そのプロジェクトは一味違った。

これまで働いていて、残業が多かったり心情的にも辛い仕事もありましたが、その時のプロジェクトは「何か」が違いました。

まず1つは大きいプロジェクトなので関係している会社の数が膨大で、複数の会社から来た人が1つの客先のフロアを全部貸し切って共同で作業をしてました。

PCに向かっている作業も多かったですが、それぞれの会社の方と話している時間が非常に多かったです。

まあ、うちの会社のせいで全体のスケジュールが遅れている事が多かったので、「話す≒謝罪」です。

その他、社内のチームのリーダー的な作業や、実際のコーディングやライブラリアンまで、作業が多岐に渡ってました。

若い頃は、マルチタスクやってると「俺って仕事できる」感があって、忙しい忙しい言いながら、内心ちょっと喜んでたりしてましたが、流石に限度があります。

この時は完全に容量オーバーしており、最後の方は頭が空回りしてました。

自覚症状を感じるように・・

そのうち、以下のような症状が現れました。

  • 自分の社員番号が思い出せなくなる。
  • エレベータで目的の階にいつまで経ってもいけない。
  • 寝てないのに熟睡できない。
  • 朝起きると常に動悸している。
  • 周りに怒鳴り散らす。

我ながらちょっとおかしいな・・というのはわかっていました。

一応、私、会社では「温和なキャラ設定」で通してたのですが、そんな私が怒りを抑制できずに周りに怒鳴り散らす姿は周りの人も驚いてました。

因みに、周りでも「メンタル」での離脱者が続出してました。

それでも前述の通り昭和脳の私は、内心「は?メンタルで来れないってどゆこと?(怒)」と思ってました。

リリース月の前月も残業時間が100時間を優に超えていたので、会社の決まりとして長時間残業検診を受けなければいけないのですが、社畜な私は「今受けたらドクターストップだな」と薄々感じてたので、リリースが過ぎてから受ける予定にしてました。

最後の2週間くらいは、家にほとんど帰らずに昼夜も曜日もよくわからない中、なんとかシステムをリリースまでこぎつけました。

長時間残業検診でドクターストップ

そして、リリース後に予定していた会社の長時間残業検診で、血圧が上220、下140、脈拍120である事がわかりました。

午後は職場に戻る予定でしたが事情を説明して、すぐに医者に行きました。

医者からはあなたの心臓は「ツンと何かで突っつくと、破裂してもおかしくないような状態です。」と言われて、急に立つと危ないから車椅子で移動するように言われました。

幸い、心臓のCT・心電図など色々検査をして致命的なものはなく、ここではホッとしました。(ただ血圧の薬は強いものを今でも飲んでます。)

私はリリース後もプロジェクトに関わっていく予定だったのですが、この時点でドクターストップがかかり、4日ほど休みをもらいました。

4日後には、違うもっと緩やかなプロジェクトに入る事になりました。

ついに心療内科に行く!

ここまで読まれた方で、4日ってどう思いました?

この時、社畜の私の中で、何かが変わりました。

どど
どど
どんだけ徹夜・休出したと思ってんじゃ!も少し休ませろや!

そして、その後、心療内科に行きました。

あれだけ内心はメンタルを否定してたのに行く気になったのは以下の理由です。

  • 身体を壊してまで、なんでこんなことしてるんだろうと思った。
  • 記憶力や行動がおかしい自覚があり、頭が狂ってどうにかなってしまう不安と恐怖を感じた。
  • 今の自分の状態で行ったらどういう診断降るんだろうという好奇心があった。
  • あわよくば、休んでいいと言われたかった。

「夜中は眠れますか?」「死にたくなることはありますか?」「夜中涙が止まらなくなることありますか?」など色々と問診されました。

どど
どど
死にたくなる事はないですが、駅で電車を一番前で待ってると、なんか一歩踏み出せば面倒臭い事なくなるなと思うことはあります。

本当に思ったりするので正直にそう答えました。

医者
医者
・・・限界ですか?
どど
どど
まあ、限界なんですかね?
医者
医者
じゃあ1ヶ月休みましょうか?

正直、誘導した感はありますが、鬱病と診断されて診断書を書いてもらって休むことになりました。

まとめ

そのようなわけで、鬱病という診断のもとに会社を休むことになりました。

この時の状態が本当にいわゆる鬱病という状態だったかわかりませんが、思考能力が壊滅的になっていた事と自分の感情がコントロール出来なくなっていた事だけは確かです。

そして、あのまま我慢して働いていたら、何か悲劇的な結末が待っていたのではないかと思います。

私も精神科、心療内科に行くのは恥ずかしい事だと思ってました。

ただ最近は芸能人でもメンタルで仕事を休む人も出てきたり、鬱病を告白したりする人も出てきており、昔に比べると病気としての認知度が高くなってきた気がします。

自分が危ないと思ったら、手遅れになる前に一度、精神科か心療内科に行く事をお勧めします。