コロナの影響でしばらく禁止になっていた認知症の母の面会が解禁になりました。
面会時間は15分間で、面会場所も入り口近くのテーブル限定となっています。
それでも久しぶりに母に会うことが出来たので良かったですし、母の顔を見れてホッとしました。
しかし、しばらく会う事が出来なかった事の弊害は生じてました。
母は幻覚を見るようになっていました。
もくじ
認知症と幻覚について
認知症には幻覚を伴うケースが多々あります。
私の母も認知症を発症した当初は、幻覚・妄想が酷くて大変な思いをしました。
認知症の人の幻覚でありがちなのは、「知らない人が家にいる」というもので、私の母の場合も・・
と言ってました。
ただ一年くらい過ぎたあたりから、あまりそういう事も言わなくなりなり、グループホームに入ってからは全く言わなくなっていました。
面会
面会で一番不安だったのは「息子の自分を忘れているのでは無いか?」という事でした。
ただ、私を見たら「久しぶりねー」とすぐに認識してくれたので、その点についてはホッとしました。
その後も普通の会話をする事ができました。
面会が制限されている状況についても理解しており、いわゆるボケが進んでいるようには感じられませんでした。
おかしいことに気が付いたのは、持って行ったペットボトルの飲み物を飲ませていた時です。
兄は現在、障害者施設に入っており、その点についても認識しているはずだったのにショックでした。
幻覚を否定してもどうにもならない事は経験上わかっているので「ああ、そうなんだ・・」と答えておきました。
最後に
幻覚って寂しいと見るようになるのでしょうか・・
私がしばらく面会に行けなかった事で、兄の幻覚を見るようになったのかなと思いました。
ただ、この幻覚の件については、それほど実害はなさそうなので、しばらく様子を見ようと思います。
下手に騒いで、精神系の薬が増えるのも嫌なので・・
もっと頻繁に長く面会が出来るようになれば、幻覚もなくなるのでは無いかと期待してます。
兄の施設はまだ面会禁止が続いているので、そちらが解禁になり、母の方も外出が許されるようになったら、一度連れて行って会わせようかと思います。