会社勤めをしていた時は、常にストレスとの戦いでした。
理不尽な会社のルール、理不尽な上司、理不尽な顧客・・・・
様々なことにストレスを感じていました。
介護というもう一つの大きなストレス源はありましたが、それに比べても会社のストレスは大きかったです。
介護をストレスに感じたのも、会社の仕事との両立に起因する要素が大きかったと思います。(あくまでも私個人の場合です。)
そんな状態だったので、会社を辞めると決めた時、そして実際に辞めた時の解放感といったら・・・
会社でのストレスが消えた分、認知症の親にもやさしい気持ちで接する事もできました。
心の中が快晴のように晴れ上がった感覚でした。
しかし、それも長くは続かなかったです・・・
この記事は、無職で時間もあり自由なのに何故かストレスを感じている・・そんな人のために書きました。
もくじ
時間があることのストレス
最初は、ただただ自由というだけで、ストレスフリーの状態でした。
しかし、徐々に何か得体の知れないストレスを感じるようになってきました。
時間があることが逆にストレスに感じるようになるのです。
母がグループホームに入り、昨今の状況のため面会も自由にできなくなると、定期的な面会ルーチンもなくなり、ますますストレスを感じるようになりました。
具体的に、お金や将来の事などで悲観的な事を考えてしまうといった理由もありますが、そういうのを除外したとしても、この得体の知れないストレスは感じるのではないでしょうか。
「時間がある」という言葉とはうらはらに、時間と自分が引き離されたような感覚を覚えました。
能動的な作業をする。
そんな得体の知れないストレスをどのように解消するか。
とりあえず、何かしらの作業をしましょう。
注意すべきなのは、この「作業」というのは、能動的な作業である必要があります。
例えば以下のようなことです。
- 掃除をする。
- 軽い運動をする。(散歩など)
- 文章を書く。
- 講義動画を試聴する。
- 本を読む。
- 調べる目的で、ネットを検索する。
- 勉強をする。
- 料理をする。
つまり「身体を動かす」もしくは「頭を使う(INPUT、OUTPUTを伴う)」作業となります。
一方、以下のような受動的な作業(※作業とはそもそも能動的な事で語義矛盾ですが、本記事では対比のためあえてこのように記載します)は、私の経験上、ストレス解消にはなりません。
- テレビを見る。
- 音楽を聴く。
- 無目的にネットサーフィンをする。
- 何も考えないですむ動画を試聴する。
会社にいた頃は、むしろ上であげた受動的な作業がストレス解消になりましたが、それは会社でのストレスがあったからでしょう。
受動的な作業は、あくまでも休憩の一環なので、時間がつぶれるだけです。
能動的な作業は、その作業が、一銭の儲けにもならず、何の役にも立たなかったとしても、何かしらの充実感を覚えます。
なお、受動的な作業を能動的な作業に変える方法もあります。
それは、その感想をOUTPUTする事です。
ブログをやっているならば、その感想を書くなどすれば、良いと思います。
私が具体的にやっている事
上で挙げた行為は、だいたい私が実施していることですが、その中でも大きい効果を感じる事について2つ具体的に記載します。
文章を書く(ブログ更新)
今一番入れ込んでいるのは、このサイトともう一つの技術サイトの更新です。
元々、小学校の頃の感想文で「面白かった」「楽しかった」くらいの事しか書けなかった自分にとって、文章を書くのは頭を使います。
最近は、文字数や更新頻度についてそれなりのノルマを課しているので、軽い義務感もありますが、それがかえって良いようです。
講義動画を見る。
今、びっくりするくらいに、大学の講義レベル(むしろそれ以上のクォリティー)の動画がyoutubeにあがっています。
もちろん玉石混交ですが、ちゃんと良いものを選べば、かなり勉強になります。
本を読むのが辛いような難しい内容でも、講義動画ならば理解できるものも多く、技術的な事を断片的ではなく系統的に理解するためによく利用しています。
仕事は能動的か?
能動的な作業の集大成ともいえる仕事をしていた時は、何故、それがストレスだったのでしょうか?
仕事(作業)で感じていたストレスには以下のような理由がありました。
- 期限があった。
- 無駄な作業が多かった。
- 割り込み作業が多かった。
- 自分1人の作業ではなかった。
(指示される、指示する)
先ほど、仕事は能動的な作業と記載しましたが、このような作業が「能動的な作業」と言えるのかどうか微妙です。
weblioの辞書から引用すると「能動」とは以下のような事を意味します。
他からのはたらきかけを待たずにみずから活動すること。受け身でない活動
なるほど。確かに「他からのはたらきかけを待っていた」、そして「受け身だった」ような気がします。
つまり、能動的と見せかけて、実は受動的だったのがストレスの理由だったとも解釈できます。
下記の記事にも記載しましたが、自分で自分の作業をコントロールできない状態が一番、ストレスがかかるのです。

今後の社会復帰では、いかに能動性を保てるかが鍵になるでしょう。(そんなこと言ってられない状況になるかもしれませんが・・)
まとめ
以上、「無職の人は、とりあえず何かしらの作業に没頭しましょう」という事を書きました。
お金や世間体の問題も大きいですが、その問題がなかったとしても、人は何かしらの作業をしていないとストレスを感じるのではないでしょうか?
とは言え、その作業が真の意味で「能動的」でないとストレスを感じてしまうのも事実・・
しかしお金をもらう以上、能動的に仕事をできる人はほんの一部でしょう。
ストレスゼロは難しくとも、ちょうど良い塩梅の仕事(作業)で生活していきたいものです。