介護、メンタル、体調不良などが重なり、会社を辞めて3年が経過しました。
無計画に辞めて、お金も無くなってきて、現状、かなり色々とやばいです・・
と、ふと思う事が・・・・・・・
やっぱり、やめなければ良かったと思った事は会社を辞めてから1度たりともありません。
我ながら、なんで、思わないのか・・改めて自問してみました。
もくじ
かつて、お金の心配はなかった・・
お金の事を考えれば、会社員時代は、やはり恵まれていたと思います。
激務で、介護と重なっていたとはいえ、毎日、会社で仕事をしていると、それなりの給料をもらえる・・・サラリーマンってやっぱり恵まれているなと思います。
メンタルを病んで3ヶ月休んだ時もありましたが、有休消化だったので、働いているのと同じ金額が毎月振り込まれてました。(つまり、それだけ有休が溜まってたという事ですが・・)
私も、それなりの年数を積み上げてきてたので、給料は、それなりにもらってました・・
なので、会社の近くに自費でホテルをとって、遅くまで飲んだりもできました。
急に思い立って、旅行に出かけたりもできました。
独身なので、それでもお金は余りました・・
そして、その余りで、今もなんとか生きているわけです。
なのに、何故、後悔していないか?
それなのに、何故、私は辞めた事を後悔していないのか?
命>お金
いくらお金をもらっていようと、あのまま働いていたら、命が危なかったと思います。
仕事は過酷で、介護も重なっていたので、平日は昼夜通して仕事、休日は昼に介護・夜に仕事という状況が続いてました。
血圧もかなり強い薬を飲んでも下がらない状態が続いておりました。
産業医からは、残業規制を出されていましたが、残業規制があるからと言って、仕事量が減るわけではないので、仕事を終わらせるためにはどうしていたか・・・・まあ、わかりますよね?
そんな状態だったので、いつ倒れてもおかしくなかったと思います。(因みに血圧は会社を辞めた途端に劇的に下がり、薬もかなり弱いものに変わりました。)
自由>お金
人は作業量が多い事(ハイデマンド)に加えて、自分に裁量権がない事(ローコントロール)でストレスを感じます。
私は、名ばかり管理職だったので、裁量権がなく、かつ作業が多い状態で、まさにハイデマンド・ローコントロールの状態でした。
これはつまり、自分の自由な時間(必ずしも仕事以外を意味しません。仕事をしている時の”自由”も含みます。)が限りなく少ない状態で生きていたという事です。
人生の時間は限られているのに、その大半を不自由な時間として過ごすのは、やはり異常な状態だと思います。
まとめ
会社員時代(社畜時代)は、自由と命を削ってお金を得ていた状態でした。
お金も大事だけど、命と自由を犠牲にしてまで得るものではなかったと思います。
もちろん、その時に稼いだお金があるから、今、こうしていられるのは事実です。
そのお金も尽きてきて、そろそろ稼ぐ方法を考えなければいけないのも事実です。
日本経済もヤバくなる一方なので、稼ぐ方法が見つかるかどうか不安なのも事実です。
それでも、あの時、我慢を続けていたら、それを不安に感じている自分自身が、今、存在しないと思います。
なので、辞めた事自体は全く後悔していないのです。
この先、どうなるかわかりませんが、それこそ、このサイトのタイトルにあるようにケセラセラです。