失業保険をもらうためには、認定日毎(1ヶ月)に2回、求職活動をしなければいけません。
なかなか条件に見合う応募がなかったり、とりあえず貰えるものは全て貰ってからアクションを取ろうと思っている人にとっては、この求職活動実績作りが悩みの種になります。
求職活動実績として認められるものの中で最もお手軽にできるものが「ハローワークでの職業相談」です。
しかし、何を相談すれば良いのでしょう・・
私も、最初は以下のような事を考えてしまって、行くのを、ためらったりしてました。
- 検索した求人を申し込めと言われたらどうしよう・・
- 一度も応募していない事を「やる気がない」と責められないか・・
- そもそも相談内容が思い浮かばない。
ただ、通っていてわかったのは、無理やり応募させられる事もないし、何かを責められる事もなく、基本的に相談員の皆さんは感じが良いです。(※あくまで私の経験なので、全てではないかもしれません・・)
残る悩みは「相談内容」ですが、数回、相談をしていくうちに、質問についてのテンプレートを見つけました。
本記事では、そのテンプレートと使い方について記載します。
もくじ
テンプレートは「〇〇の求人を検索したい」
一番、簡単なのは、以下の質問です。
求人検索自体は、ハローワークに設置していて自由に使う事ができますが、フリーワード検索は、職業相談の窓口の求人検索のPCでしかできません。
※少なくとも、私が通っているハローワークはそうでした。
ひょっとして管轄によっては違うかもしれませんが、それでも「自分でやれ」とは言われないと思います。
その場合は言い方を「〇〇の求人ってありますかね?」「〇〇の求人を探すためのキーワードは何がいいんでしょうか?」などにすれば良いと思います。
まずは、自分の職種に関係あるキーワードをピックアップします。
- 社内SE
- JAVA
- インフラ
- システム開発
- WEB系
後は、そのキーワードで求人を検索してもらうだけです。
検索してヒットした中から興味があるものを印刷してもらって「持ち帰って検討してみます。」と伝えて終了です。
他の条件との組み合わせで回数を稼ぐ。
求人検索では、検索したいキーワードとその他の条件(「勤務地」「契約形態」「賃金」など)を組み合わせて検索する事になりますが、一回の相談で、この組み合わせを何パターンもやらない方が良いです。
可能ならば、異なる組み合わせは次回に持ち越しましょう。
私の例では「最初は正社員で考えていたけど、厳しいので派遣も検討してみたい」という流れで・・
と伝えて「社内SE✖️正社員」と「社内SE✖️派遣」の組み合わせで、2回分の実績を作りました。
同じ条件でリベンジも可能
また、1ヶ月後ぐらいに全く同じ条件で検索してもらうのもアリです。
といった感じでも大丈夫です。
私の経験だと、ただ単に「もう一度、検索したいです。」でもOKでした。
1日に2回、職業相談しても実績は1回でしかカウントされないので、必ず日を分けて行きましょう。
(ご参考)私の職業相談の全内容
ご参考までに、私が実際に相談した内容について以下に記載します。
No | 相談内容 | 対応/回答 |
---|---|---|
1 | 「探してるけどなかなか金銭面とか条件合いません・・」 | 「少し条件を緩くして探してみてください。」 |
2 | 「フリーランスも視野に入れてるのですが、開業届を出したら就職した事になるのでしょうか?(もう失業保険もらえない?)」 |
「そうなると思います。詳しくは給付課で聞いてみてください。」
|
3 | 「職業訓練でマネージメント等の訓練はありますか?」 | 「ないです。詳しくは職業訓練相談の窓口で聞いてみてください。」 |
4(※) | 「職業訓練でマネージメント等の訓練はありますか?」 | 「ないです。民間の研修ならばあるかもです。」 |
5 | 「データ分析系の求人はありますか?」 | 「分析」で検索して2社ほどの求人票を印刷してもらう。 |
6 | 「社内SEの求人を検索するにはどのようなキーワードが良いでしょうか?」 | 「社内SE」で検索して2社ほどの求人票を印刷してもらう。 |
7 | 「正社員だけでなく派遣の場合の”社内SE”の募集があるか知りたいのですが?」 | 派遣・契約社員の条件で、「社内SE」で検索して2社ほどの求人票を印刷してもらう。 |
8 | 「JAVAのキーワードで求人を検索できますか?」 | 検索した中から3件ほど印刷してもらう。 |
9 | 「1ヶ月前、社内SEで検索していただいたのですが、そこから新しい求人情報ってありますか?」 | 「社内SE」で検索して新着情報の求人を印刷してもらう。 |
10 | 「もう一度、社内SEで検索したいのですが・・」 | 「社内SE」で検索して新着情報の求人を印刷してもらう。 |
※ 職業訓練相談の窓口にて相談
最初は、質問を試行錯誤で考えておりましたが、相談の5回目からはテンプレートを使っております。
まとめ
以上、私が職業相談のため使っているテンプレートについてご紹介しました。
求職活動の実績を作るには、「資格取得」「セミナー参加」など他にもありますが、やはり一番、お手軽なのは、ハローワークでの職業相談だと思います。
実績作りに悩んでいるくらいならば、とっとと行って実績を作ってしまいましょう。