最近、以下のような記事を見かけました。
このような記事を見ると本当に・・・
と思います。(まるで他人事・・)
このような記事は、介護離職をするか悩んでいる人にとっては、思い止まらせる効果があるのでしょう。
しかし、すでに介護離職してしまった人がこのような記事を見たらどう思うでしょうか?
もくじ
介護離職の記事の絶望感
リンク先の記事に限らず「介護離職した人が後悔する事」「介護離職が悲惨であること」をテーマにした記事は、検索すれば大量に出てきます。
介護離職について前向きに捉えている記事は皆無でしょう。
もちろん、介護離職はしない方が良いし、そのような事態になるのを止めるためには、一定の効果があるのでしょう。書いてある内容も正しいと思います。
しかし、だからこそ・・
すでに介護離職してしまった人が見ると、もう自分の人生には救いがないように感じてしまうのではないでしょうか?
介護離職=悲惨という事は、介護離職してしまった自分=悲惨という事になります。
後悔はしていないと言い聞かせている自分でも、このような読むと、ちょっと暗い気持ちになります。
実は、ドラッグなどに関しても最近は同じ指摘がされています。(いや、介護離職とドラッグを一緒にするなというツッコミはさておき・・)
有名なキャッチコピーである「ダメ。ゼッタイ。」は、すでに手を出してしまった人に対しては絶望しか与えないからです。
手を出してしまった人が悪いと言えばそれまでですが、そのような人たちの立ち直りを考えた時に、「ダメ。ゼッタイ。」では救いがないので、「手を出しても立ち直れるよ」的な事を強調して行こうという流れがあります。
介護離職からの復活記事希望
じゃあ、そういう記事を書くなっていうのかよ・・と言われるかもしれません。
もちろん、思い止まらせるために「介護離職をさせない」旨の記事はある程度は、あっても良いと思います。
しかし、一方で、すでに介護離職をしてしまった人のための記事があっても良いのではと思います。
介護離職しても、なんとなくうまくやってる人や、社会復帰できた人も世の中には多くいるはずなのです。
現実に介護離職してしまう人がいる以上、介護離職しても、上手くやっているような人の記事があっても良いのではないでしょうか?
まとめ
以上、「介護離職で後悔」的な記事はほどほどにして欲しく、それでも上手くやっている人についての記事も欲しい旨について書きました。
私は、今現在は、とりあえず深い事を考えずに過ごしています。
私の場合は、ブラックな働き方をしていたという事もあり、会社を辞めなかった場合の方が悲惨な未来が待っていたと思うというのも大きいですが・・
しかし、そんな私も、経済面で限界が近づいてきております・・・
この先、どうなるかわかりませんが、もし、社会的にも立ち直る事ができれば、このサイトの記事で、なんとかなる事を示す事が出来れば幸いです。