母の入居しているグループホームは、今年に入ってからずっと面会禁止です。
マンボウは解除されてますが、依然として感染者数は多いから、やはり面会を解除する決断ができないようです。
以前、「このような判断って誰がされているのですか?」と聞いたら、訪問診療に来ているお医者さんと施設長で相談して決めているとのことでした。
そう、つまりは、行政から何か指針が出されているわけではなく、施設(もしくは業者)ごとに方針を決めていると言うことです。
もくじ
施設ごとの温度差
1人でも感染者が出たら大変だから・・というのはわからなくもないです。
ただ、同じような境遇の友人の親が入居している施設などを聞くと、私の親の施設とは、だいぶ方針が違います。
その友人の施設は今でも20分程度は面会OKとのことですし、1年くらい前は無制限に近く、外出も可能な事もあったとか・・(それはそれでどうかとか思いますが・・)
Twitterなどで、検索しても随分と施設によって方針が違うのがわかります。
これって、どういう事かというと、その施設の責任者がたまたま過度に感染を恐れている人だったら、それこそ感染者が0にならなければ面会が再開されない事になり、逆に「こんなのただの風邪だ!」みたいな極端な人だったら、面会もゆるゆるになるって事ですよね・・
地方の知事の判断で、全く違う方針が出されたりするので、アホな知事の人がいる都道府県(どことは言わない)の人は大変だなと思うことがありますが、それをさらに施設ごとに個別に方針を出す事にしたら、ますます、おかしいことになるのではと思います。
国が指針を出せ!
・・と言う事で国がちゃんと指針を出してほしいです。
ちなみに地方自治体ごとだと、この2年間でかなり残念な事をやる人がいるのがわかったので(誰とは言いませんが・・)、中央集権的な方が良いかと思います。
施設ごとに個別の事情があるかもしれないという事はわかります。
でも、とりあえず指針があれば、その指針と異なった対応の場合は、なぜ指針と違うかを聞くこともできます。
ちなみに、先ほど自治体ごとだと残念な・・みたいな事を書きましたが、この2年間見てて思うのは、国が出す指針も残念な事もあると思います。
ただ国の指針となれば、それ自体がマスコミ・大衆の目にも触れるので、批判の的になり、改善もされやすいのではないでしょうか?
例えば、国の指針として、マンボウが解除されれば面会OKとしているのに、施設の判断で面会禁止のままだったら、今の空気感ならば批判されるのではと思います。
これが個別の施設で方針を決められてしまうと、その施設利用者間でしか共有できないし、ある意味、親を預かっている施設が絶対権力を持っているので、どうすることもできません。
さらに、こう言うことを言うと怒られるかもしれないけど、責任ある方が、感染者を出したくない理由の一つは感染者が出た時に責任を取りたくないからなのでは?
指針があれば、万が一の時の責任を行政に押し付けられるから、施設の責任者の方も気持ちが楽になるのではないでしょうか?
まとめ
感染に対する態度も人によってかなり温度差があり、またご高齢者にとっては依然として、怖い病気だと思うので、もちろん、自分の親にも感染してほしくありません。
現場で、感染をさせないために働いているご職員の方々には、本当に頭が下がります。(今でも外食等もできるだけ控えているとかで、本当に大変だと思います。)
ただ、以前のこの記事でも書きましたが、やはり全てはバランスが大事なので、そこは考えてほしいと思いますし、そしてそのためには、ちゃんと国として指針を出してほしいと思います。