無職問題

コミュニケーション不足のヤバさについて 〜退職して3年後の所感〜

コミュニケーション問題

会社を辞めて半年くらいの時に以下のような記事を書きました。

会社辞めての所感
会社を辞めて良かった事・悪かった事 〜退職後半年での所感〜早いもので会社を辞めてから約半年経過しました。 本記事では約半年ほど経過して感じた会社を辞めて良かった事や悪かった事などについて書...

この記事では「会社を辞めて良かった事・悪かった事」を列挙しておりますが、まだこの時点では、自由を手に入れた事の喜びの割合がかなり勝っておりました。

どど
どど
これが 自由だ ついに・・・辿り着いたぞ この景色に
( 引用元:諫山 創『進撃の巨人(33) (週刊少年マガジンコミックス)』)

しかし、ほぼ無職状態で3年経過すると、流石に「悪かった事」が心に占める割合が増えてきます。

その中で、現在、最もと言って良いほど、やばいと思う事はコミュニケーション不足です。

辞めて悪かった事のおさらい

コミュニケーション不足について語る前に、当時の記事で記載した会社を辞めて悪かった事をおさらいします。

当時の記事で記載した悪かった事は以下になります。

  1. だらける。
  2. 運動不足
  3. コミュニケーション不足
  4. 頭の体力不足
  5. 世間体が悪い。
  6. お金が減ってく・・

さらに、以下の記事では、信用がなくなる事の問題についても記載しました。

無職の信用
無職になってわかった。困るのは「お金」よりも「信用」がなくなる事。退職して無職の状態になった困る事って何だと思いますか? と思うかもしれません。 もちろんその通りなのですが、その他に...

現在の本当の一番の問題はお金が減ってく・・なのですが、生々しいので、その話はまた別途するとして・・・コミュニケーション不足は、やはり深刻です。

なお、当時の記事では、このコミュニケーション不足に関する記載は少なく、会社辞めて半年くらいだと、我ながらちょっと甘く見ていた事が伺えます。

コミュニケーション不足の深刻さ

因みに私は、他の人と比較しても孤独耐性がかなりある方だと思います。

1人旅が好きでしたし、結婚しなかった理由の最大は1人の時間がなくなる事が嫌だったからです。(単にモテなかったのではというツッコミは置いておいて・・)

介護が始まって辛い時も「本当に1人で良かった・・この状態で、家に他の人が居たら煩わしくて仕方なかっただろう・・」と思ったくらいです。

そんな私でも、ご時世的に母との面会も制限され、マンションの住民や、お店の店員との挨拶程度しかしていないと、色々な事が不安になります。

声が出るのか不安

流石に、数日、声を出さないという状況は働いている時にはありませんでした。

しかし、働いてないと普通に、1週間、無発声とかいう状態になる事があります。

それに気づくと、自分の声が出るか不安になる時があり、時々、発声練習みたいな事をしたりしてます。

会話が出来るのか不安

声が出るかどうかの次の段階として、話が出来るかどうか不安になる事があります。

退職後、何度か参加した友人との飲み会もして、そのようなラフな場面では、普通に喋れる事は出来ました・・

問題は、社内・顧客との打ち合わせやプレゼンなどで行なっていたような、筋立てて論理的に話す事が出来るのかという事です。

元々、プレゼンなどは得意な方ではありませんでしたが、さすがに20年近くやっていれば、それなりには行えるようになっていました。

そうやって積み上げてきたものを全て失ってしまったようで、かなり不安です。

マイナス思考から抜け出せない

仕事をしていれば気は紛れるので(楽しいかどうかは別として)、プライベートで、何らかのマイナスな事があったとしても、仕事をしている間は1時的に忘れる事が出来ます。

例えば私は、去年、兄を突然死で失ったわけですが、気持ちが回復するまでに、半年以上かかりました・・・

兄の死について、無限に考える時間があるからです。

突然死だった事のショックもありますが、働いていれば、兄の死だけに集中してられないので、もっと早く回復したのではないかと思います。

また、未来の不安も感じるようになりましたし、今となってはどうしようもない過去の後悔なども無駄にするようになりました。

時間があるのも考えもので、一度、不安にとらわれると、ずっとその不安にとらわれ続けてしまいます。

まとめ

以上、会社を辞めてコミュニケーションが減った事による不安・弊害について記載しました。

働いていた頃は、むしろコミュニケーションが煩わしく・・

どど
どど
客先とか行きたくないので、朝から晩までずっとPCの前に座ってプログラミングさせてくれ・・

と思った事も、しばしばありましたが、今思うとそれはそれで、メンタルをやられていたのではないかと思います。

孤独耐性があり、自分1人の時間が好きだとしても、やはり人は1人では生きられないのだなというごく普通の事を、最近しみじみと感じています。