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介護がつらくて愚痴を言いたい。でも吐き出し先は慎重に・・

介護の愚痴
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介護でストレスがたまると、ついつい愚痴りたくなるものです。

もちろん愚痴をこぼしても何の解決にもなりません。

しかし、愚痴を言うのを我慢して、不満をため込むくらいならば、吐き出してしまう方が良いです。

一方、愚痴をこぼす相手は慎重に選ぶべきです。

愚痴をこぼす相手によっては、かえってストレスが溜まってしまう事があります。

愚痴をこぼす相手はどういう人が良い?

では愚痴をこぼす相手はどのような人が良いのでしょうか?

以下、あくまでも私自身の経験によるものですが、3つのケースについて記載します。

親族

親族・・特に被介護者側の親戚は、本当に親身になって愚痴を聞いてくれました。

そして、実際に色々と手助けもしてくださいました。

しかし、親身になってくれる分、口も出してきます。

それはもちろん善意から出たアドバイスなのですが、精神的に参っている時は、指図され強制されている感覚になって、かえってプレッシャーに感じたこともありました。

「もっと、あなたが、しっかりして、頑張らなくちゃ!」
「あなたしか、お母さんの事を見れないのよ!」

叱咤激励なのはわかっています。

でも「これ以上、どう頑張れば良いんじゃい!」と正直思ってしまいました。

本当にどうすれば良いかわからずにアドバイスを貰いたいならば良いかもしれませんが、単に愚痴をこぼしたい相手としては重すぎるのです。

友人・同僚

愚痴をこぼしてちょうど良い感じだったのは、友人や会社の同僚です。

こちらが愚痴をこぼした時だけ、真剣(そう)に聞いてくれて、後は忘れてしまっているくらいの友人、同僚くらいがちょうど良いと思います。

それは表面上、同情してくれているだけかもしれません。

しかし、自分で体験してこともないことについて完全に共感することなど無理なのです。

私の母が認知症になる前に仕事仲間で、親が認知症の方がおりました。
大変そうだとは思いましたし同情もしました。
しかし、聞いている時間を除けば、その事が頭から離れなくなるような事はありません。
その人の本当の大変さがわかったのは、自分の親が認知症になってからです。

なお同じ境遇の友人がいれば、その方が良いのでは?と思うかもしれません。

もちろん、お互い「わかるわー」と共感することもあります。

ただし、それでも、境遇も認知症の症状なども異なるため、完全に共感するのは無理です。

同じ境遇の友人とは、情報交換ができるぐらいのスタンスでいた方が良いと思います。

ネット

単に愚痴をこぼしたいだけならば、ネットを使うのも手でしょう。

このサイトの記事もある意味、愚痴みたいなものです。

自分の中にあるモヤモヤを整理して吐き出しているだけなのです。

もし愚痴を吐き出す友人もいない場合は、ブログなどで、誰が読むかもわからなくても、思いのままを吐き出してみるのも手ではないでしょうか?

ただし、SNSは注意が必要です。

例えばtwitterは、昔は治安が良かったですが、最近は治安が悪くて、知らない人がいきなり罵声を浴びせかけてくるケースもあるので、そのようなことに耐性がない人はやめた方が良いでしょう。

某掲示板的なところに吐き出すという手もありますが、ちょっと闇が深くなりすぎて自己嫌悪に陥ってしまうような気がします。

当サイトで記載した最大の闇の記事は、介護放棄をしたいと思った時の記事ですが、それすら可愛くなるくらいの闇をみな吐き出しています。

某掲示板で、要介護を「要介」の部分をとって、被介護者の事を「妖怪」と揶揄している世界は、ちょっと流石について行けませんでした・・・(そこまで墜ちたくない・・)

なお、本サイトの問い合わせフォームに自らの状況などを記載してくださる方もいます。もし問い合わせフォームに書くことで少しでも気が安らぐのならば、吐き出し先として、どんどん使ってください。(返信はなかなかできませんが・・)

まとめ

以上、介護の愚痴を誰に吐き出せば良いかについて書いてきました。

なお、私自身の人間関係へのスタンス(あまり密になりすぎない事を良しとする)に依存するところも大きいので、万人に同じ事が当てはまるとは思いません。

皆さん、各々が、自分に合った吐き出し先を見つけて、適度にストレスを軽減していくのが良いと思います。