9月も半ばでようやく猛暑が落ち着いてきましたが、8月は猛暑で、高齢者の方々で熱中症で亡くなった方がかなりいたようです。
熱中症の死者は年間で、1000人を超えます。
中でも高齢者の死者の割合が多く、家の中、しかも夜間でも発生する事も多々あるようです。
私の母はデイサービスに通っていましたが、夜に家の中でなると言われるとどうしようもありません・・・
この記事では、母がグループホームに入る前にしていた熱中症の対策について記載します。
もくじ
認知症の熱中症対策
一人で家にいるのは危険。。
でもすぐには施設に入れないし、同居も難しい。。
そのような場合には、とりあえずどうしたらよいでしょうか?
エアコンは付けっ放しにしておく。
電気代が・・・とか言ってられないです。
命には変えられません。
エアコンは常に付けっ放しにしておきましょう。
エアコンのリモコンは手の届かない所へ。
エアコンを付けっ放しにしたら、エアコンのリモコンは絶対に認知症の親が手の届かないところに置いておきましょう。
どんなに抵抗されてもこれだけは聞き入れてはダメです。
理由の1つは、リモコンの紛失です。
普通の人でも、どこに置いたかわからなくなる事もあるのに、認知症の人の場合、本当にどこだかわからななくなります。
下手するととんでもない所に隠したりします。私の母のケースだと衣類の中や食器戸棚の中に紛れていたりしました。
もう1つの理由は、謝ってリモコンの操作をされてしまう可能性があるからです。(本人は操作できるつもりでも・・)
家に戻った時に、設定が暖房になっててゾッとした事があります。(幸い、暖房に設定されていてから時間があまり経ってなくて事なきを得ましたが・・)
契約アンペアを増やす。
一番怖いのが、ブレーカーが落ちる事です。
ブレーカーが落ちたら、自分ではあげる事が出来ないかもしれません。(私の母は無理でした・)
私の実家の場合、エアコンをつけたままで電子レンジと電気ケトルを一度に使うと、もうアウトでした。
可能ならば、アンペアを増やしておいて、ブレーカーが落ちる危険性を可能な限り減らしておきましょう。
停電情報をチェックする。
いくらアンペアを増やしていてもその地域で停電になったら当然エアコンも止まります。
特に台風などの時に注意が必要です。
停電情報はネットで検索できるので、時々チェックするようにしましょう。
まとめ
以上、認知症の熱中症対策について記載しました。
正直、これだけの対策をしても1人にしておくのは不安でした。
デイサービスで通っていた施設の所長にも、危険性を指摘されて、結局はグループホームへの入所を決意しました。
ただ、私の母の場合のように運よくグループホームに空きが出るとは限りません。
離れて暮らしている認知症の親が心配・・そんな方にとって少しでも参考になれば幸いです。