仕事でメンタルになるまでの顛末は以下の記事に書きました。
最初の診断者では、休むのは「1ヶ月」のはずでしたが、延長2回を経て3ヶ月になりました。
本記事では、職場復帰するまでのその3ヶ月をどう過ごしていたかについて振り返ってみたいと思います。
因みに3ヶ月の休みは全て有給休暇でまかなえました。「それまでどれだけ取得してなかったんだ」というのはありますが、サラリーマンってこういうのすごいですよね・・(と会社辞めた今思います・・)
もくじ
1ヶ月目
医者からのアドバイスは
というものでした。
ボーっとしろと言われても、それまで馬車馬のように働いてたので、すごい休みたかったのにも関わらず、1週間くらい経過すると社畜体質のせいで仕事をしたくてウズウズしてきました。
それが、2週目くらいからは「人ってこんなに眠れるものなのか」というくらいずっと眠り続けるようになりました。
朝起きてご飯を食べて、寝て、昼起きてご飯を食べて、寝て、夜起きてご飯を食べて、寝る。
この繰り返しでした。
ぶっ倒れたきっかけの仕事では徹夜の連続だったため、それを取り返すようによく眠りました。
睡眠の貯金はできないけど、借金は返せるみたいな話がありますが、まさに借金を返し続けてたのかもしれません。
2ヶ月目
この頃から流石に1日中は寝てられなくなりました。
そして、朝4時くらいまで起きてて12時くらいまで寝るような昼夜逆転現象が起きました。
起きている間は家の掃除をしたり、ネットで映画を見たりするような基本的にインドアな生活を送ってました。
3ヶ月目
産業医からは、復帰に向けて以下の事を言われました。
図書館には会社にいる時間帯と同じ「9時から17時30分まで」いるようにとの事です。
いや無理。
1回だけ、家の近くの図書館に行きましたが3時間で帰って来ました。
それでも産業医には行ってると嘘をついてましたが・・・
ただ昼夜逆転だけは、なんとか修正し、昼間は外出をするように心がけました。
- 博物館や美術館に行く。
- 小旅行に行く。(箱根に1回、仙台に1回、大阪に1回)
- 散歩する。(2、3時間くらい)
などなどです。
この頃になると私生活が充実(?)していて、当初の「働きたくでウズウズする」という感情が皆無になっていました。
もし、お金さえあれば、全然、働かなくても問題なし!と思いました。
何より、この時は完全にストレス0状態でした。
思えば、幼稚園に入った4才の時から長年、規則的にどこかに通う生活をしていたため、おそらく大小何かしらのストレスをずっと受けていたのだと思います。
それが実に41年ぶりに「0」になったのです。
頭がすごい晴れやかな感じでした。
まとめ
結局、3ヶ月以上はあえて復帰を伸ばそうとは思わずに、産業医には「毎日図書館に通ってます」と言って復帰しました。
復帰、1ヶ月後に介護という人生最大のストレスを体験する事になるのですが・・・
2019年5月現在、会社に行ってないという状況は同じですが、今後のお金の不安もあり、介護の不安もあり、この時ほどストレス0の体験はしばらく訪れないと思うので、良い体験だったと思います。
そして自分を見つめ直す1つの良いきっかけになったと思います。
この経験がなければ、もっと無理して会社に尽くして、さらに酷い事になっていたような気がします。