母のグループホームでは新型コロナの第二波により再度、面会が禁止されていましたが、近頃ようやく解禁になりました。
しかし!
前回は入り口のフロアで面会する事が出来たのですが、今回は「ドライブスルー面会」に限って可能との事でした。
という事は車がないと面会が出来ないという事なのでしょうか・・?
もくじ
ドライブスルー面会とは?
「ドライブスルー面会」については以前、イギリスで実施されているという事をニュースで知りました。
検索すると日本の介護施設でもチラホラ、実施している所があるようです。
ドライブスルー面会は、自分が乗っていった車を施設の入り口に停めて、自分は車を降りないで、車から離れている親と面会するような形式です。
車と親の間には、十分なソーシャルディスタンスが取られています。
車持ってませんが・・
母との面会時、買い物などでどうしても必要な場合は、レンタカーを借りていく事もありましたが、「ドライブスルー面会」のためだけに数千円をかけて車を借りるのは、どうなのか・・
と思ったので、車がなければ、ダメなのか施設に聞いてみました。
回答は「車がなければダメ」との事でした。
「車乗っているかどうかでウィルスの排出量、変わるのかよ・・・」
と思いましたが、こういう時に、いくら理屈をこねても、「上からの決まり」なので、現場の職員の方に柔軟な対応を求めても職員の方を困らせるだけなのだと思います。
そう思って、諦めてレンタカーを借りるしかないのかと思いましたが、施設の方が規則で縛られている中で気を利かせてくれて「施設の車に乗って、面会する」という方式を取る事が出来ました。
いざ面会へ・・
グループホームへ面会に行くと、建物の正面に車が停めてありました。
別にエンジンがかかっているわけではなく、ただ単に置物として置いてあるだけです。
その車に乗り込みます。
車に乗って待っていると、母がやってきました。
母は車から1.5メートル程度離れた椅子に座り、車の中にいる私と会話をするような形式です。
車に乗っているせいで、最初、どこかに連れていってもらえるものと勘違いされたのが、ちょっとせつなかったです・・
まあ、それでも久しぶりに会えたので、喜んでくれたし、私としても元気そうな姿を見れてよかったです。
まとめ
以上、ドライブスルー面会の体験記でした。
しかし自分で乗ってきたわけでもない車にわざわざ乗り込んで、面会している絵柄はかなりシュールだったような気がします。
どう考えても、その車の所に椅子でも置いて、そこに座って面会するのと何も違いがないんですが、前述した通り、こう言う事は、理屈をこねても、どうにもならないんでしょうね・・
もちろん、会えないよりはマシなので、面会できた事だけでもよかったと思います。
この状況で頑張っている職員の方々に文句を言う事はしたくなく、車を用意してくれただけでも感謝です。
ただ、もう一点引っかかるとすれば、そもそも面会者からコロナ感染の危険性があるのに、施設の車に面会者が乗っかるのは、どうなんでしょうね・・(後から念入りに消毒とかしたのでしょうか・・)